古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

お砂返しとは?

吉方位にある神社からお砂をいただき、
それを御守として身に着けることによって
自分自身のエネルギーを高める。
これが、九星気学の開運法の一つである「お砂取り」です。

 

逆に、自宅の敷地内にある砂を吉方位に返すというのが、「お砂返し」。
これは、高嶋泉妙先生が考案されたもので、
九星気学の中では新しい開運法です。

 

良いエネルギーがあふれた方位の祐気をいただくために
自分の身の回りの物を持って行くというのは、
一見、ちょっとちぐはぐな感じがしませんか?
「普通は逆だよね?」
と思われる方も多いことでしょう。

 

しかし、高嶋先生の著書によれば、
(参考:『ぐんぐん運勢を上げる! 九星方位術』 日本文芸社
このお砂返しで開運効果を実感している方が非常に多いのだとか。
それだけ反響が大きいということは、
確かな開運力がある方法だということですよね。

 

でも・・・一体、どうして!?

「全てはつながっている」という考え方

九星気学の開運法の一つ、「お砂取り」のベースにあるのは、
「全てはつながっている」という考え方です。

 

どういうことかといえば、私たちが踏みしめているこの土も、
地球規模の大きな視野で見れば、
吉方位の土とつながっているわけですよね。
宇宙レベルで考えれば、源は一緒なのです。

 

そこで、自分の身近なところにある砂を吉方位の地に持って行き、
大地=地球に返すことによって
「吉方位の土地と自宅の土地が混じり合って同化する」
とみなすわけです。

 

「返し」とか「返す」と表現するよりも
「同化させる」と言ったほうがわかりやすいかもしれませんね。

 

良いエネルギーにあふれた場所の土地に同化した砂は、
それ自身も良い波動を発するようになります。
そしてその波動が、やがて遠い自宅まで届き、
そこに住む家族の運気を上昇させてくれる。
・・・このように考えられているのです。

 

確かに、土や石を素手で触れてみると、
プラスチックなどの人工物からは感じられない
強い波動を感じることがあります。

 

ゴツゴツしていたり、つるつるしていたり、
重かったり、軽かったり、
湿っぽかったりカサカサしていたり。
その感触を確かめているだけでも、何かしら
自分自身の内側を動かすものを感じますよ。

 

といっても、筆者は別に霊感があるわけではありません(笑)。
きっとそこには、どんな鈍感な人でも感じ取れる波動があるのだと思います。

「波動」が運気を動かす!

九星気学では、「波動が運気を動かす」と言われています。
すなわち、良い波動は運気を上昇させてくれますし、
悪い波動は運気を下げてしまう。

 

ですから、良い波動を受け取るためにも、
「効果がある!」と言われている吉方位への「お砂返し」を
試してみる価値はあるのではないでしょうか。

 

パワーストーンにご興味のある方はよくご存知だと思いますが、
石というのは一つ一つに特別なパワーが宿っています。
持ち主や空間の波動を吸収しやすいので、
定期的に浄化が必要だったりしますよね。
それだけ、波動に敏感なものだということです。

 

砂は石の変形ですから、パワーストーンと原理は同じ。
波動の影響を受けやすいものですから、
家の敷地内の砂に良い波動を吸収させることは
そこに住む家族の運気を上昇させる上で非常に大切なことなのです。

 

「波動なんて、目には見えないし・・・。なんだか眉唾ものだな」
と思われる方もいらっしゃると思いますが、

 

どんな開運法でもまずは試してみること!

 

疑って実践せずにいてせっかくの良い運気を逃してしまうよりも、
まずは信じて試してみて、それで運気が上がるならもうけもの!
「信じる・信じない」を議論する前に、まずは実践してみましょう!