古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

デキる奴は知っている!九星気学の方位術

毎年、12月頃になると「来年はどんな1年になるんだろう?」と
雑誌の占い特集をじっくり眺めるという方も多いのではないでしょうか。

 

「あなたの仕事運はこうですよ。恋愛ではこんなことがありますよ。
こんなケガや病気に気を付けてくださいね。
こんな色の物を身に着けていると、運気が上がりますよ。」
だいたいはそんな内容が書かれていますよね。

 

それを読んだからといって、どうにかなるものでもない。
知っていたからといって、災難を避けられる保証もない。
そうはわかっていても、
自分のこれからの1年がどうなるのか、
ツイているのかそうでないのか。
事前に少しでも知っておきたい!という気持ちは
多かれ少なかれ誰にでもあるのではないでしょうか。

 

ただ、プライベートでもビジネスでも、
自分が目指す目標を次々に達成している人や
誰もが羨むような成功を成し遂げている人は
自分の運命をもっと大きな流れの中で見ています。

 

そこで役立つのが、九星気学の方位術。
特に、年盤を利用した「年の吉方位」です。

 

毎日の行動は日の吉方位や月の吉方位を利用し、
長い人生の中での目標達成には年の吉方位を利用する。

 

これが方位術の効果的な使い方と言えるでしょう。

達成したい目標があるなら年盤を見よ!

人生は、1日1日の積み重ね。
ですから、日々の吉方位を活かし、
少しずつプラスの運気を蓄えていく・・・という考え方ももちろん大切です。

 

しかし、目先のことだけではなく、
1年、5年、10年、20年・・・という長い時間の流れの中で
自分の人生はどうなっていくのか?を意識することも必要です。

 

最終的なゴールを設定できていないと、
なにかアクシデントに遭ってつまずいた時になかなか立ち上がれません。
「じゃあ、日々の努力は何のためなのか?」
という根源的な疑問にぶつかった時、
自分で自分に対する答えを用意しておく必要があると思うのです。

 

5年後はどうなっていたいのか?
20年後までに達成しておきたい目標はどんなことなのか?

 

まずは、自分なりのゴールを設定してみましょう。
さらに、そこに向けてどう努力していけば良いのか?
アクシデントを避けるためにはどうすれば良いのか?
これを考える上で役立つのが九星気学の年盤です。

 

例えば2015年は、中宮に三碧木星が回座しています。
この時、避けるべき凶方位は

 

  • 歳破・・・北東
  • 五黄殺・・・西
  • 暗剣殺・・・東

 

これは全ての方に共通です。

 

さらに、自分の九星(本命星)から、
「本命殺」と「本命的殺」を考慮します。
これについては、九星気学の「吉方位」とはで詳しく紹介していますので
ぜひ参考にしてみてください。

 

例えば筆者は四緑木星なので、
本命殺は北西、本命的殺は南東にあたります。

 

残りの「北」「南西」のうち、
四緑木星と相生の関係にある九星が巡っているのは、
九紫火星のある「南西」だけ。
つまり、2015年の私の吉方位は南西ということになります。

 

ビジネス、学問、結婚、家庭内・・・
様々な場面で重要な問題を抱えた場合は
南西にアクションを起こせば良いというわけですね。
そうすることによって、トラブルや事故を避けられるということです。

吉方位の生かし方

ここでは2015年を例に挙げてご紹介しましたが、
2016年、2017年・・・と毎年の吉方位を上手に生かしていけば、
無用なトラブルに見舞われることなく
目標とするゴールに近づいていくことができるでしょう。

 

ちなみに、理想的なのは年、月、日の吉方位が
同じ方位で重なった時です。
これには、年盤、月盤、日盤を3セットで合わせて
まめにチェックしておかなければいけませんが・・・。

 

全てが重なった吉方位は「大吉方」と呼ばれ、
祐気取りに出かけるには絶好のチャンス!

 

願いを叶えるために強力なパワーを授けてくれることでしょう。

 

調べてみるとわかりますが、1年に何度もあるわけではありません。
ぜひ、このチャンスを逃さないように!!