古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

効果は日数と距離に比例する

旅を楽しいものにできるかどうかは、最初のプランにかかっている
と言っても過言ではないでしょう。

 

どのくらいの距離の場所に、
どのくらいの日数で、
どんな移動手段で?

 

このプランがマズいと、ただ疲れるだけ、
無駄にお金がかかるだけの旅になってしまう可能性があります。
それではもったいないですよね!?

 

せっかく時間とお金を使って旅に出るなら、
後で振り返った時にも「行って良かった」と思えるような時間にしたいもの。
それは吉方位に「祐気取り」に出かける場合も同じです。

 

祐気取りに行ったのに、かえってエネルギーを消耗した。
思ったほどの効果を得られなかった・・・。
そんな結果になってしまうのは残念ですよね。

 

祐気取りの効果を高める上でぜひこだわって欲しいのが、日数と距離です。
九星気学では「祐気取りの効果=日数×距離」という法則があり、
できるだけ長い時間をかけて、また、遠くに行くほどに
高い効果が得られると言われているのです。

 

一つの目安としては、

 

「四泊以上の日数をかけて、100km以上離れた場所に旅行に行く」

 

と考えておけば良いでしょう。
このようなプランで旅ができれば
吉方位が持つ祐気エネルギーをたっぷりと吸収できるはずです。

どの九星盤を見れば良いのか

祐気取りの基本は、「吉方位に旅行に出かけること」。
ですが、この「吉方位」とはいつの吉方位なのでしょうか?
年?月?日?

 

九星気学には「年盤」「月盤」「日盤」という
4つの九星盤があり、それぞれに吉方位があります。
祐気取りに行くにあたってどの九星盤を見れば良いのかというと、
旅の距離や日数によって決まっています。

 

  • 国内の短距離旅行で、日帰りの場合・・・日盤
  • 国内の長距離旅行で、日帰りの場合・・・月盤
  • 国内の1〜3泊旅行・・・月盤
  • 国内で4泊以上の旅行・・・年盤
  • 海外旅行・・・年盤

 

ただし、理想的には別の九星盤でも吉方位になっている方位を選ぶのがベスト。
月盤でも年盤でも吉方位となっている方位を見つけて出かけましょう!

 

また、もし、年盤が五黄殺の方位が月盤の吉方位になっており、
その方位に祐気取りに出かけるという場合。

 

できればこういった選び方は避けたほうが良いのですが、
他に吉方位が取れない、日程の調整がつかないという場合には、
宿泊旅行は避けて日帰りで出かけましょう。
そうすることによって、年盤の凶作用を避けることができます。

移動手段にもこだわってみよう

さあ、九星盤も確認したことだし、祐気取りの旅に出かけよう!

 

・・・と、そこで迷うのは移動手段です。
同じ場所でも、車に電車、飛行機と様々な“行き方”がありますよね。

 

九星気学では、この移動手段にもこだわったほうが
祐気取りの効果が出やすくなると言われています。

 

具体的には、自分の足が地面に近い乗り物がオススメ。
祐気取りでは、「大地のエネルギーを吸収する」ことが目的であり、
それを自分自身が実感できることが大切なのです。

 

ですから、飛行機よりも電車、
電車よりも車、車よりも自転車、自転車よりも徒歩。
そう、本来は徒歩で吉方へ出かけるのが一番なのです。

 

ただ、海外旅行となると必然的に飛行機を利用することになりますよね。
その場合は、「祐気取りの効果=日数×距離」という法則に則って
距離や時間で補えば良いのです。

 

「こうでなければいけない」というルールに縛られ過ぎると
せっかくの旅行も自由度が奪われて楽しめません。

 

九星盤と合わせて交通手段にもこだわってみるというのは
確かに効果的ではあるのですが、
無理に深夜バスで移動して、現地に着いたらぐったり・・・
というのでは、せっかくの旅を無駄にしてしまいますよね?

 

出かけた先の祐気を吸収するためには、
やはり自分自身がその旅行を楽しむことが大前提。
良い“気”は、キラキラした場所や人を好むのだそうですよ。

 

九星盤と合わせて移動手段にもこだわってみるというのは
潤沢に時間がある方にはぜひオススメしたいですが、
限られた時間の中で旅をする方はあまり無理をせず
柔軟な選択をされたほうが良いのではないでしょうか。