団体旅行の吉方位はどうやって見極める?
自分一人で旅行に行くのであれば、
本人の吉方位や凶方位を見極めて行先や日時を決めることができます。
でも、誰かと一緒だったら?
相手が親しい友人や恋人、家族であれば、
「私、今、方位学にハマっててさ〜」と軽く伝えておけば良いでしょう。
仮に相手が占いなどを信じない人であったとしても、
行先が納得できる場所であれば、
方位はさほど気にならないのではないでしょうか。
問題は、グループ旅行の場合です。
複数人の友人たち、サークル、学校の修学旅行、会社の研修旅行。
そのような旅行に際しては、
「私は九星気学の吉方位にこだわるタイプなので、その方位には行けません!」
なんて言い出す分けにはいきませんよね(笑)。
ただ、もし自分が旅行の企画に関わる立場にあるのであれば、
「天道」と「天徳」を意識すると良いでしょう。
これは、スサノオノミコトの作用が強く出る方位であり、
天からの援助を受けることが期待できる最大吉星なのだとか。
あらゆる凶を吉に変えることができるということで、
九星気学の月盤においては誰にとっても吉方位と言われています。
智・仁・礼・義の四徳を司る方位とも言われ、
この方位を吉方位にとることによって自ずと四徳が備わり、
その徳によって吉を得るのだと考えられています。
九星暦の月盤上では、天徳が「天」、天道は「道」と記載されていますので、
ぜひ参考にしてみてください。
合わせて知っておきたい「吉神」
グループ旅行に出かける際は、天徳・天道の他にも
知っておくべき吉方位があります。
それは、月徳、天徳合、月徳合、生気、月空、
歳徳神、歳禄神、歳枝徳、歳徳合、奏書、博士など。
これらをひっくるめて「吉神」と呼んでいます。
ああ、なんだか色々ありすぎてよくわからない!
そんなにいろいろあったら、行先を決められない!!
・・・そのように思われるかもしれませんが、これはあくまでも補足。
「凶方位を避けて、自分の本命星と相性の良い星が巡っている方位に出かける」
というのが旅の基本です。
グループ旅行でどうしても凶方位を犯してしまうという場合、
これを逃れる手立ての一つとして「吉神」の存在を知っておくと安心です。
気にし過ぎると凶作用を強めてしまう
ただし、たとえ天徳や天道の方位であっても、
五黄殺や暗剣殺が重なっている場合は凶作用が出ます。
ただ、そればかりではなく天からの助け(吉作用)も交互に表れると言われています。
例えば、旅先で、メンバーの中に急病人、もしくはケガ人が出た!
でも、近くに大きな病院があったために大事には至らなかった。
災害に遭ったけれど、幸い、全員無事に帰ってこられた。
・・・というような具合です。
凶を吉に変えてしまうことができるというのが、
天徳・天道のスゴイところですね。
もし、グループ旅行の方位が、天徳・天道でもなく
自分にとって最悪な凶方位だった場合はどうしたら良いでしょうか?
「凶方位なので・・・。」と、参加を拒否するわけにも行きませんよね。
特に学校や会社がらみの行事の場合は、
個人的な理由で参加を辞退するのは難しいと思います。
その場合は、なるべく「凶」を意識しないこと。
「祐気効果を高めるには?」でもご紹介していますが、
祐気取りの効果には心の持ちようも大きく影響します。
吉方位であることや方位が持つ象意を意識すればするほど、
それだけ祐気効果が高まるわけですから、
逆に凶方位の場合はできるだけそれを意識しないようにすれば良いわけです。
・・・と言っても、一度九星気学の知識を身に着けてしまうと、
なかなかそれも難しいかもしれませんが、
旅行は一度きりではありません。
やむなく凶方位を犯してしまったのであれば、
「次回は自分にとって吉方位にでかけよう!」
と前向きに考えて気持ちを切り替え、旅を楽しみましょう。
良い運気というのは、明るいオーラがあふれる人や場所を好むのですから。
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