古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

「ひょっとしたら・・・」と疑うべき凶方位の作用

自分が怠けているわけでもないのに、なぜか色んなことがうまくいかない。
どういうわけか、人とぶつかってばかりいる。
どうにも気持ちが沈みがちで、自分でも自分の精神状態をコントロールできない。

 

・・・そのような不調を感じることは誰にでもあるのではないでしょうか。

 

ハッキリと「自分に原因がある!」と自覚できているのであれば
対策の取りようもあると思いますが、
そうでなければ悶々とした悩みは深まるばかり。
表情も曇りがちになって、ますます状況は悪化してしまいます。

 

そんな時、「ひょっとしたら・・・」と疑ってみるべきは
九星気学の方位術で学んだ凶方位による凶作用。
「吉方位や凶方位という概念があるんだ」
と知ってはいても、実際に自分自身にとっての方位の吉凶をまめに調べ、
日々の行動に生かしている方は少ないのではないでしょうか?
実際、筆者も、方位を意識して行動を決めているわけではありません。

 

しかし、五黄殺、暗剣殺、本命殺、本命的殺など
知らず知らずに凶方位を犯していることで
ツイていない状況を自ら作り出している可能性は否定できません。

 

自分の力が及ばない不運については方位による凶作用をまずは疑い
それを改善する方法を考えてみるというのが得策です。

でも、いまさら変えられない現状!

ツイていない原因は、方位による凶作用が原因だった!

 

それがハッキリしたところで、今さらどうにもならないこともあるでしょう。

 

例えば、年盤の凶方位に引っ越しをしていた。
もしくは、凶方位にある会社に転職していた。
月盤で凶方位に当たる方位に旅行に行っていた。
日盤で凶方位に当たる方位へ商談に出かけていた。

 

これらの事実がハッキリしたところで、いまさらどうすることもできませんよね。

 

方位による凶作用を受けていることがわかったからといって、
すぐに次の物件に引越しができるとは限りません。
なにしろ、引っ越しには○十万円のオーダーでお金がかかります。

 

また、好ましくない方位への転職だったからといって
そんな理由で会社を辞めるわけにはいかないでしょう。
せっかく取り付けた取引先との契約を破棄することもできません。

 

では、どうするか?

 

「方位の吉凶なんて、所詮は眉唾もの。そんなの、気にするまでもない!」
というご意見の方もいらっしゃるかと思います。
確かに、方位の吉凶作用は本人が意識することで強まりますので、
「凶方位だ。凶作用だ・・・!」
ネガティブに考えれば考えるほどにその凶作用も強くなるでしょう。
気にしていなければ、いくらかは悪い作用も抑えられるのかもしれません。

 

しかし、残念ながらネガティブな作用を全て抑えることはできません。
方位による凶作用というのは、私たちの想像を超えた力を持っています。
少しずつ蓄積された凶のエネルギーが、
あなたの人生を知らず知らずのうちに蝕んでいくとしたら・・・。

 

考えただけでも恐ろしい!
これは何とかして策を講ずる必要がありそうです。

そんな時、どうする?

「塵も積もれば山となる」状態で積み重なった凶作用。
本人がどれだけ努力してもそれが実らないのは、
ネガティブなエネルギーによるブロックが働いているせいなのかもしれません。

 

そんな時、九星気学の占い師が勧めるのが「祐気取り」です。
一般的には、吉方位へ出かけていって、
そのパワフルなエネルギーを吸収することを意味しています。

 

ちょっと乱暴な言い方をすれば、
強いプラスエネルギーによって、マイナスの凶作用を消す
というイメージでしょうか。
祐気取りには、知らず知らずのうちに溜まった
マイナスエネルギーを吹き飛ばしてくれるような効果があるのです。

 

九星気学の関連書籍には必ずといっていいほど
この「祐気取り」について紹介されています。
もちろんこのサイトでも詳しく解説していますが、
祐気取りにふさわしい方位や流儀をマスターすることが
結果的には自分自身の運気を切り拓いていくことにつながっていくのです。