古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

本命星を知る方法

九星気学では、生まれた年や月の大気をそれぞれ9種類に分類しています。
本命星と月命星を掛け合わせることによって
その人の性格や運勢を導き出すことができるわけですが、
自分の本命星や月命星を知るにはどうすれば良いのでしょうか。

 

実はこれは、ごく簡単な方法で導き出すことができます。
まず、本命星ですが・・・

 

「11から西暦の歴年数を加えた数を引く」

 

基本的には、ただこれだけです!

 

すなわち、
2015年は11-(2+1+5)=11-8=3 三碧木星ということになりますね。

 

ただ、次のような例外がありますのでお間違いのないように・・・。

 

2009年は11-(2+9)=0 この場合は+9で九紫火星です。
2046年は11-(2+4+6)=11-12となりますが、
これはさらに11-(1+2)=11-3=8で八白土星とします。

 

※気学では旧暦を用いるため、新年は節分(2月4日頃)から始まります。
ですから、1月1日〜節分までの人は、前年生まれと考えて計算してください。

月命星を知る方法

本命星だけだと、「同じ年に生まれた人はみんな同じ性格」
ということになってしまいます。

 

「九星気学の基本。十二支をマスター!」でも触れていますが、
宇宙規模の大きな流れから見れば、
同じ年に生まれた人間に似たような性格傾向があるのは
別段不思議なことでもないのかもしれません。

 

しかし、生まれ月や生まれた日の九星や干支が分かれば
より細かい特性を把握できるはずです。

 

そこでぜひ知っておきたいのが、月命星の算出方法です。
基本的には、次のようなルールで導き出すことができます。

 

生年が一白水星、四緑木星、七赤金星

10(または19)から生月数を引く

 

 

生年が二黒土星、五黄土星、八白土星

4(または13)から生月数を引く

 

 

生年が三碧木星、六白土星、九紫火星

7(または16)から生月数を引く

 

 

※1月生まれは13月として計算します。

 

例えば、2015年1月9日生まれの場合は、
(旧暦を元に考えるので、2014年生まれとして計算)
11-(2+1+4)=11-7=4で四緑木星。
19から1月(13月)の生月数を引くので19-13=6となり、
月命星は六白金星ということになります。

 

ちなみに、各月の節入り日前に生まれた場合は前月生まれとして扱います。
つまり、上記の例の場合だと、1月1日〜1月5日生まれは
12月生まれとみなされ、19-12=7で七赤金星となるわけです。

 

【各月の節入り日】

 

寅月 2月4日の立春から
卯月 3月6日の啓蟄から
辰月 4月5日の清明から
巳月 5月6日の立夏から
午月 6月6日の芒種から
未月 7月7日の小暑から
申月 8月8日の立秋から
酉月 9月8日の白露から
戌月 10月9日の甘露から
亥月 11月8日の立冬から
子月 12月8日の大雪から
丑月 1月6日の小寒から

本命星と月命星を一覧表でチェックしてみよう

九星気学に限らず、ネットの無料占いだと
所定のフォーマットに生年月日を入力するだけで
自動的に本命星や月命星が出てきます。

 

でも、せっかく占いに興味を持ったのであれば、
自分の手と頭を使って実際に計算してみることは大切だと思います。
単純計算のように見えても、いくつもの事例を計算しているうちに、
自分なりにやりやすい手順を見つけることもありますし、
数字の裏に隠された面白い法則のようなものが見えてくることもあります。

 

ただ、毎回計算するのはちょっと面倒くさいですよね。
ある程度、法則が理解できて計算に慣れてきたら、
一覧表を見て判断するのが楽チンで効率的だと思います。

 

参考までに、本命星と月命星の一覧表(早見表)を添付しますので、
ぜひ占う際の参考にしてみてください。

 

【本命星早見表】

 

 

 

【月命星早見表】