古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

九星には「男星」と「女星」のグループがある

生年月日に応じて、9種類の傾向が備わる。
・・・これが、九星気学の根本にある考え方です。
その「9種類」というのが、一白水星〜九紫火星までの
9つの星(=性質)であるわけです。

 

このサイトでもご紹介している通り、
この9種類の星にはそれぞれ異なる特色があります。

 

性格、仕事の適性、恋愛における愛情表現の仕方、蓄財力・・・etc
もちろん人には個性がありますから、
全てがその星の特徴に当てはまるわけではないでしょうが、

 

「あ〜、なんか思い当たるわ!」

 

と感じる部分はあるのではないでしょうか。

 

さらに、この9つの星は、大きく
「男星」と「女星」の2つに分類することができます。

 

男星

一白水星
三碧木星
五黄土星(男性)
六白金星
八白土星

 

女星

二黒土星
四緑木星
五黄土星(女性)
七赤金星
九紫火星

 

別にどちらが良いとか悪いといったことではなく、
「男(陽)」と「女(陰)」で一つのバランスを取る
という考え方がベースにあります。
性別の男女でも、それぞれがお互いに足りないものを補い合うことで
穏やかな家庭生活や社会生活が成り立つわけですよね。

 

自分、家族、友達、同僚、上司・・・
身の回りの方がどちらグループに属する星なのかが分かると、
人間関係をうまくやっていくためのヒントが得られるかもしれません。

男星の特徴

九星気学で「男星」に属する方々の特徴をまとめてみましょう。

 

一見、思い切りがよく豪快なように見えても、
実は非常に論理的に物事を捉えており、行動は計画的。

 

何も考えていないように見えて、実はかなり先の見通しも考えている。

 

ふざけているようでいて、実は絶対に揺らがない芯を持っている。

 

プライドが高い

 

これ、性別の男性にも通ずるものがありますよね。
女性側からしてみれば「えっ、そんなところまで考えていたんだ!」
と驚かされることも多いものです。

 

しかし、ともすると頭でっかちになりがちで
“感じる”という感性が未熟なようにも思えます。
言い換えれば、「察する力」が弱いんですよね。
たいていの夫婦喧嘩の原因はここに端を発しているような気がするのは
筆者だけでしょうか(笑)。

 

ちなみに、男星に属する女性は、
いい意味でさっぱりしていて気持ちが良いですね。
ただ、女性としての艶っぽさに欠けるところがあるので、
あまり男性にちやほやされるタイプではないかもしれません。

 

男星に属する男性は、筆者の実感では「硬派」な人が多いですね。
ただ、強いように見えても意外と心の中では傷ついていて、
時には簡単に折れてしまうことも多いようです。

女星の特徴

九星気学で「女星」に属する方々の特徴をまとめてみましょう。

 

繊細で傷つきやすく見えて、実は行動は大胆だったりする。
思いがけない行動で周りの人を驚かせることもしばしば・・・。

 

感性が鋭く、敏感。直感的で勘が鋭い

 

周りに気遣いをしているように見えて、実はだれよりも自分勝手(笑)

 

 

男星に比べて、理論的に物事を考えるのが苦手な方が多いという印象です。
とりあえず直感で動いてみる!という大胆さは、ある意味では魅力的ですよね。

 

ただ、ハプニングが起こった場合は感情的になりやすいので、
ビジネスの面ではハラハラさせられることも多いかもしれません。

 

しかし、場の空気を察する能力や包容力は、男星には足りない部分。
どこかにやわらかい母性のようなものがあるので、
一緒にいると心がホッと安らぐんですよ。

 

外見に関わらず、内側からにじみ出る華やかさもあるので、
異性にもモテる方が多いという印象ですね。
男性でも女性でも、やはり包容力があってあか抜けた人は人気ですよね。

 

女星に属する女性は、やっぱり優しい人が多いですね。
おまけに、おしゃべりさんも多い(笑)!
人(や動物、植物)を育てる天性の才能があるので、
人の上に立つ仕事が向いていると思います。

 

女星に属する男性は、いわゆる「草食系」ですね。
繊細でロマンチスト。
女子会の中に一人混じっていても、違和感がありません。

 

「太陽と北風」のように、温かな愛情でゆっくりと・確実に
相手の心を開かせることができるタイプの男性が多いですよ。