古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

血液型占いは最も身近でわかりやすい占い

数年前、文芸社から出た血液型の本がバカ売れしましたよね。

 

★B型自分の説明書 

 

★A型自分の説明書 

 

★O型自分の説明書 

 

★AB型自分の説明書 

 

これまでも血液型による性格占いは根強い人気がありましたが、
それぞれの血液型の人間を一種の「商品」のように扱い、
「取扱い説明書」というスタンスで説明するという切り口は
これまでにない斬新な発想でした。
そこが、幅広い世代の方々に支持されたのでしょう。

 

血液が流れていない人間などいませんから、
血液型占いはある意味では最も身近な占いと言えるかもしれません。

 

おまけに、A、B、O、ABの4タイプしかないというのも
わかりやすいし、覚えやすい!

 

ただ、これについては、

 

「人間をわずか4タイプに分類するのは乱暴すぎるのでは?」

 

と異論を唱える方が多いのもご存知の通り。
「私はO型だから・・・」
「やっぱりあなたはB型!」
などという話になると、必ず、
「血液型占いなんて信憑性がない!バカバカしい!」
と嘲笑する人が一人はいますからね(笑)。

 

ベストセラーが出るほどの人気があるわけですから、
全く当たらないというわけではないのでは?
血液型と性格の間には、やはり何かしらの関係があるのではないでしょうか。

 

実際、自分や身近な人の性格や行動表現を冷静に観察してみると、
血液型との相関関係を多少なりとも感じることができますよ。
相手の血液型を聞いて、「ああ、やっぱり」
そんな風に納得した経験、みなさんもあるのではないでしょうか?

 

この血液型による性格判断と九星気学を組み合わせれば、
個人の性質をより深い部分まで分析することができるでしょう。

血液型占いの起源は日本だった!

ところで、血液型占いの発祥は日本だったということをご存知でしょうか?

 

血液型そのものを発見したのはオーストリアのランドシュタイナー氏ですが

 

血液型と気質の関係について
最初に研究結果を発表したのは日本人!

 

東京女子高等師範学校(現お茶の水女子大学)で教授を務めていた
古川竹二氏が1927年に発表した「血液型による気質の研究」が
現代で言うところの血液型占いの起源になっているのです。

 

血液型に基づく性格判断については、今もなお
日本のみならず世界中で続けられています。
しかし、決定的に「信憑性がない!」と証明できるような結果は
まだ出ていないというのが実情です。

 

もし、全く性格に影響を与えないのであれば、
血液型占いの本がここまでバカ売れするはずがありませんよね(笑)。

 

ちなみに、よく知られていることですが、
国によって血液型の人口分布は異なります。
日本の場合は、A型が40%、O型が30%、B型が20%、AB型が10%です。

 

よく、「AB型はちょっと変わった(個性的な)人が多い」なんて言われますが、
この数字を見ると納得いただけるのではないでしょうか。
人工に占める割合が少ない分だけ、
他の血液型の人からみると「変わっている」ように感じられるのでしょう。

血液型による性格判断は本当に当たるのか?

もともと、血液型の違いというのは、
血液成分の一つである赤血球の表面にある
「抗原」の種類によって分類されています。
これは、身体が自分で自分を守るために欠かせない
「免疫活動」に密接に関係している物質です。

 

主には輸血の際に適合するかどうかを判断するために使われますが、
全身を隈なく流れる血液の種類が違うのであれば、
その供給を受ける細胞にも何らかの違いが生じてくるはず。
私たちの身体を構成しているのは一つ一つの細胞ですから、
そこに種類(型)があるのだとすれば、
性格にもその種類に応じた違いがあったとしても不思議ではありませんよね。

 

実際、これまで発表されてきた世界各国の研究結果を見てみると、

 

「血液型の違いによって抑うつ度に差がある」

 

という結果や、(アメリカ アンジェロ州立大学 サンゲダ・シング氏)

 

「血液型と自殺者の割合には関係がある」

 

という結果が導き出されています。(オーストリア ウィーン大学 マーティン・ヴォラセック氏)

 

これらの結果によれば、
最も抑うつ度が高く、自殺者が多いのはO型!

 

何を隠そう筆者もO型ですが・・・(笑)。
確かに、傍から見れば楽観的で陽気に見えるかもしれませんが、
実は、深い部分ではかなり深刻に悩むことも多いですよ。

 

表面的な自分はあくまでも「仮面」であり、
その仮面と本当の自分とのギャップに苦しむ。
だから、一人になるとドーンッと沈んでしまったり・・・。

 

このように、血液型による性格診断の信憑性を
科学的に証明する研究も少なくありません。
ぜひ、九星気学と合わせて用いることで、
自分や身近な人々、相談者のことをより深い部分まで理解できるように
努めていきましょう。