古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

子供を冷静に客観視できるのは最大の強み!

「我が子のことを思えばこそ」と、
なんかと感情的に、熱くなりがちな育児。
育児本や周りの声に振り回されて、
あれもこれもと気になり始めると
目の前の子供を冷静に見ることができなくなったりします。

 

冷静になろう、冷静にならなくちゃ。

 

頭ではわかっていても、気持ちが先走ってしまう。
そんなお悩みを抱える方が多い中で、六白金星は、
基本的に常に落ち着いた目線で育児ができるタイプと言えます。

 

「あまり母性(父性)が強くない」
というとネガティブな意味に解釈されるかもしれませんが、
実は育児においてはこの性質がプラスに作用されることも多いのです。

 

なぜなら、強すぎる母性は、過干渉や過保護につながる可能性が高いから。
その愛の深さが子供をがんじがらめにして、
行動や判断の自由を奪ってしまうことがあるのです。

 

六白金星のクールさは、一見「冷たい」と思われる方も多いでしょうが
実は子供にとっては非常に居心地が良いのかもしれません。

児における課題は「相手に合わせる」こと。

ただ、六白金星の問題点は、
なんでもかんでも自分のペースを優先してしまうこと。
一点集中して物事に取り組める集中力は素晴らしいのですが、
育児においてはその性格が災いすることもあります。

 

なによりも自分のペースで生きることを大切にする六白金星にとって、
全てを子供のペースに合わせなければならない育児ライフは
かなりの苦痛を伴うかもしれません。
プライドが高いほうなので、あれこれうまくいかない自分に苛立つことも。

 

ある意味で、育児は六白金星にとって大きな成長のステージ。

 

「人に合わせる」
「自分を明け渡す」

 

・・・これができるようになると、仕事でもプライベートでも
これまであれこれうまくいかなかったことの歯車が動き出すかもしれません。

 

物事に対する集中力や、仕事のクオリティは高いのに、
関わる人々との人間関係がうまくいかないために、思うような成果が得られない。

 

六白金星にはそんな弱点を持っている方が多いのですが、
育児を経験することによってその課題を克服することができるでしょう。

見えない愛情、見えない気持ちも大切に。

冷静な判断力を備えた六白金星は、
自分の子供のことも客観的な目線で見ることができます。
あまり、親バカにはならないタイプですね。

 

この性質は、子供の状態に合ったケアを施したり
子供の能力に見合った教育を受けさせたりするには都合が良いのですが、
目に見えるもの、顕在化している部分だけで
子供を判断してしまうというリスクがあります。

 

育児において大切なことは、表には表れていない子供の内面、
“心”を汲んであげることです。

 

目を瞑って子供を抱きしめ、言葉にならない思いに耳を傾ける。
たまにはそんな時間も持ちたいですね。

 

プライドが高く、自分にも他人にも厳しい六白金星は、
ともすれば子供に対しても
厳しいハードルを用意してしまうことがあります。

 

それを難なく乗り越えられる、もしくは
乗り越えられなくても開き直れるだけの
強さを持った子供であれば問題ないのでしょうが、
挫折感や「愛されていないのではないか」という孤独感を抱いてしまう子もいます。

 

目に見える実利ばかり追いすぎないこと。

 

子供や自分に高望みをしないこと。
完璧を求めないこと。

 

これが、六白金星の育児を楽にするポイントと言えるでしょう。