古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

全てを受け入れる深い愛情の持ち主

清濁併せ呑む性質を持つ、一白水星。
どんなにヤンチャな子供でも、
大きな愛で包み込む懐の広さを備えています。
育児において、その性質は間違いなくプラスに作用します。

 

基本的には気が長いほうなので、
子供のグズグズにもあまりイライラしない方が多いはず。
「魔の2歳児」のイヤイヤにも、
そこまで深刻なストレスを感じることなく
のんびり付き合うことができるようです。

 

そのような意味では、育てられる子供のほうも
安心して自分の個性を発揮できるはず。
感情を抑え込まれることが少なかった子供は、イヤイヤ期も軽度で終わる。
そんな説もありますよ。

 

また、聞き上手でコミュニケーション能力に長けているため、
子供だけではなくママ友や先生(保育園、幼稚園、学校)とも
良好な関係を築くことができるでしょう。

 

育児においては多くの人との関わり合いを避けては通れませんので、
一白水星の社交性の高さは、様々な難局を突破する底力となるでしょう。

過干渉と束縛に注意!

基本的には、「育児のセンスに恵まれている」と言える一白水星。
とにかく、子供を愛し、許し、受け入れる母性愛の強さがポイントです。

 

ただし、そこには思いがけない落とし穴が・・・!
愛が深ければ深いほど、人は相手を束縛したくなるもの。
これは恋愛のみならず育児に関しても言えることで、
一白水星の育児は過干渉になりやすいのです。

 

具体的には、子供が自力でできることにも手を貸してしまったり、
先回りしてフォローしてしまったり。
それでは、子供の「チャレンジしたい!」という気持ちが育ちませんし、
失敗から学ぶという貴重な体験もできなくなってしまいます。

 

一白水星の方は、自分自身のそのような性質を自覚し、

 

「自分の育児は過干渉になってしないだろうか?」

 

と自問自答してみることが大切です。

 

「あ、危ないな」「このままだと転んでしまうかな?」
「あ〜、どうせできないんだろうな」
そう思う場面であっても、グッとこらえて手を貸さない。
時にはそんな厳しさも必要かもしれませんよね。

子育てにおいて我慢し過ぎる傾向も危険!!

一白水星さんは、周りの空気を読み過ぎるがゆえに、
基本的に自分の気持ちを表現するのが苦手。
結果、人間関係のストレスを溜め込みやすい傾向があるようです。

 

ゆえに、育児においても、
知らず知らずのうちにストレスを抱え込んでいるケースが多いです。
あなたは大丈夫ですか?

 

まだ言葉もうまく話せない。
自分で自分のこともできない。
当然、相手の気持ちなんて考えられない。
・・・そんな小さなお子さんを抱えて育児に奮闘しているママは要注意!

 

我慢に我慢を重ねて、ある日、感情が決壊する。
一白水星にはそんな心配な特徴もあるので、

 

とにかくストレスを溜めないこと。

 

旦那さん(奥さん)、両親、子育て支援センター、
保育園や幼稚園の子育て相談窓口、保健所、市の育児相談・・・
とにかくどんな場でも良いので、不安や愚痴は小出しにしていきましょう。

 

ついつい、「こんなことを言われても、相手は困るのではないか」と
先回りして相手の心配をしてしまうかもしれませんが、
相談を受ける機関の人はそれが仕事。
それでお金をもらっているのですから、遠慮することはありません。

 

お子さんの心の健やかな成長のためにも、
時には自分の中の毒を吐き出して水を浄化することが大切なのです。