古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

家相で目的を達成させよう

「十二支の相性」の項目では、「三合の吉」という概念を紹介しました。
これは、120度の関係(すなわち、3つおき)にある十二支の組み合わせ。
相性が良く、吉作用を持つ十二支セットです。

 

九星気学では「三合相」とも呼ばれ、
具体的には次の4つの組み合わせがあります。

 

  • 木局三合方位

卯(東)
未(南南西)
亥(北北西)

 

  • 火局三合方位

寅(東北東)
午(南)
戌(西北西)

 

  • 金局三合方位

巳(南南東)
酉(西)
丑(北北東)

 

  • 水局三合方位

子(北)
辰(東南東)
申(西南西)

 

 

この三合相の考え方は、主に家相で使われるようです。
それぞれ司る運気が異なりますので、
叶えたい目的、目標に合わせて三合相方位を活用するということです。

 

家相では、張り(出っ張り)や別棟を設置することで
狙った運気を高めることができるという考え方があります。
すなわち、自分の目的に合った方位に張りや別棟を作れば良いということですね。

 

張りを設けると努力が実りやすくなり、
別棟を設けると他者からのサポートを得られやすくなると言われています。

運気を上げる「三合相」とは?

三合相には4つの種類があるということをご紹介しました。
これら4つの三合相には、それぞれ違った開運パワーがあります。
目的に合わせてその吉作用を使い分ければ、
望んだ未来を手にすることができるというわけです!

 

ここでは、それぞれの三合相が持つ意味や吉作用をご紹介します。

 

木局三合方位

東を中心として、北北西と南南西に出っ張りを持たせることで、
発展運を高めることができます。
同時に、冷静、聡明の気を強化することもできますので、

 

主にビジネス関係の運気を高めたいという方におすすめです。
才能の開花、新規事業の成功、事業の発展、
仕事へのモチベーションUP・・・等々。
これまでなかなか努力が認められず日の目を見られなかった方は
ぜひこの「木局三合」を活用してみてはいかがでしょうか。

 

火局三合方位

南を中心として、東北東と西北西に出っ張りを持たせることで、
名誉や地位に関する運気を高めることができます。
南は人気運や才能を高める吉作用が期待できる方位。
芸術や学問の分野で成功したいという方や、
芸能、政治など人気がものを言う職業の方に最適です。
才能を開花させる作用もあるので、学者や技術者の方も
この三合相の力を借りると良いでしょう。

 

金局三合方位

西を中心として、南南東と北北東に出っ張りを持たせることで、
主に金銭面での運気を強化することができます。
金銭的に余裕のある生活をしたい!という方をはじめ、
事業でビッグな成功を収めたいという方にも
ぜひ活用していただきたい組み合わせです。

 

水局三合方位

北を中心として、西南西と東南東に出っ張りを持たせることで、
主に人間関係に関する運気を強化することができます。
また、北は「受胎」や「子孫」を象意に持つ方位でもありますので
子宝に恵まれたい!という願いを叶えてくれるでしょう。
妊活中の方は、ぜひ水局三合相の力を活用してみてください。
家族みんなが健康で、家族仲も平穏で安泰。
そんなあこがれの家族像を実現させてくれるはずです。