「玉埋め」という開運法
九星気学といえば、祐気取り。
中でも、吉方位の水を汲みに行くという「お水取り」は
多くの方が実践している開運法です。
このお水取りと合わせて行うことで
より確実な開運効果が期待できるのが「玉埋め」という方法。
ここで言う「玉」とは、水晶のことです。
お水取りをした後に、その近くにある林や山の土に、
持参した水晶を埋めてくる。
これだけのシンプルな開運法ですが、これが絶大な効果があるのです!
神社の境内には埋めないようにしましょう。
あくまでも、他の人の迷惑にならないような場所に
ひっそりと埋めるというのがポイントです。
なぜ水晶でなければいけないのか?
他の石ではダメなのか?
という疑問をお持ちになる方もいらっしゃることでしょう。
そもそも水晶には、人や場の“気”を吸収しやすいという性質があります。
玉埋めはこの性質を利用したもの。
水晶に叶えたい願いや想いを水晶に封じ込め、
それを吉方位に留めておくことで、
方位が持つ良いエネルギーを受け取りやすくするのです。
埋める水晶は、自分の分身。
そう考えるとわかりやすいのではないでしょうか。
人形包玉祈願法とは?
「分身」という意味では、人形包玉祈願法のほうがしっくりくるかもしれません。
こちらは、思いを込めた水晶を人の形に切った紙で包んで埋めるという開運法。
紙に叶えたい願い事や自分の名前、生年月日や住所を書き、
その紙で水晶を包んで吉方位(神社周辺の山や林の土)に埋めるという、
ある意味ではちょっとおまじないちっくな方法です。
願いを成就させるために大切なことは、
その人形と水晶が長くその場所の祐気エネルギーを受け続けられること。
ですから、他者に簡単に掘り起されてしまうようでは意味がありません!
目立たず、なおかつ雨や川に流されたりするリスクの少ない
安全な場所を選んで埋めるようにしましょう。
水晶は必ず浄化したものを使おう
九星気学ならずとも、水晶は占いの分野でよく使われるパワーストーンです。
パワーストーンを扱うショップや、通販サイトで手軽に入手することができます。
お値段も、小さなものであれば数百円〜とリーズナブル。
玉埋めに用いるのであれば、直径2.5pくらいの小さいサイズのもので十分です。
ただ、忘れてはいけないのは、
願い事を込める前に「浄化」を施しておくということです。
既にご紹介した通り、水晶は人や場の“気”を吸収しやすいもの。
流通の過程で関わった人々や空間の悪い気を吸い取っている可能性もあります。
浄化することによって水晶が持つ純粋なエネルギーを引き出すことができ、
パワーストーンとしての働きを高めることができます。
浄化法としては、次のような方法があります。
簡単に言うと、水晶の大きな塊のようなもので、
非常にすぐれた浄化パワーを備えています。
パワーストーンをクラスターの上に乗せておくだけで、
その石に染み込んだマイナスエネルギーを吸収、浄化することができます。
いわば「パワーストーンの充電器」!
お香やセージを焚いた煙の中に水晶をくぐらせます。
これによって室内の“気”を浄化することもできます。
太陽光を当てることにより、そのパワフルな気を吸収させて
石のエネルギーを活性化させることができます。
日の出〜午前中の太陽光が理想的です。
少なくとも、日没前には取り込みましょう。
月の光には、浄化と共にパワーをチャージする力があります。
新月〜満月にかけての満ちていく月の光が好ましいと言われています。
流水にパワーストーンをさらすことで、
石が吸収した“気”を洗い流すことができます。
水道水でもOK。
容器に水を入れて一昼夜さらしておきましょう。