まずは十二支で相性を見る
占いには、様々な手法があります。
また、同じ手法であっても、占い師さんによって占い方や結果の解釈がまるで違う
ということも珍しくありません。
ここで紹介するのは、九星気学占いの中の一つの占い方。
筆者がプロの占い師さんから伝授された方法であり、
他の占い師から見れば「なんだそりゃ?」と思うところもあるかもしれません。
あくまで、占術例の一つとして参考にしてください。
九星気学と十二支占いは、「生年月日から運命を判断できる」という点が
似ているという話をしましたよね。
(参照:九星気学と併せて知りたい!十二支の性格)
二人の人間の相性を見る場合でも、まずは十二支占いを使います。
すなわち「十二支の相性」の記事を参考にしていただき、
相性を点数化してみてください。
◎ 三合の吉(120度の関係) : 5点
○方合の吉(同じ季節の関係) : 3点
△ 破の関係(90度の関係) : −1点
× 対沖の凶(180度の関係) : -3点
□ 上記に当てはまらない組み合わせ : 1点
【十二支の相性 早見盤】
生まれ年の干支で相性を見る
さて、次は「九星気学と干支」を元にして生まれ年の干支を求め
そこから相性を見ていきます。
ここで生かされるのは、「木火土金水」の五行の関係ですね。
これは九星気学の九星の相性にも応用されますので、
今一度チェックしておきましょう!
木と木 : 同じ五行はお互いに協調し合う。 まずまずの相性(□)
木と火 : 木が火に尽くす。木にとっては○、火にとっては◎
木と土 : 木が土の養分を奪う。木にとっては△、土にとっては×
木と金 : 金が木を傷つける。木にとっては×、金にとっては△
木と水 : 水が木を育てる。木にとっては○、水にとっては○
火と火 : 同じ五行はお互いに協調し合う。 まずまずの相性(□)
火と木 : 木が火に尽くす。木にとっては○、火にとっては◎
火と土 : 火が灰になって土に尽くす。火にとっては〇、土にとっては◎
火と金 : 火が金を溶かす。火にとっては△、金にとっては×
火と水 : 水が火の勢いを消す。火にとっては×、水にとっては△
土と土 : 同じ五行はお互いに協調し合う。 まずまずの相性(□)
土と木 : 木が土の養分を奪う。木にとっては△、土にとっては×
土と火 : 火が灰になって土に尽くす。火にとっては○、土にとっては◎
土と金 : 土から金を生ずる。土にとっては○、金にとっては◎
土と水 : 土が水を汚す。土にとっては△、水にとっては×
金と金 : 同じ五行はお互いに協調し合う。 まずまずの相性(□)
金と木 : 金が木を傷つける。木にとっては×、金にとっては△
金と火 : 火が金を溶かす。火にとっては△、金にとっては×
金と土 : 土から金を生ずる。土にとっては○、金にとっては◎
金と水 : 金から美味しい水を生ずる。金にとっては○、水にとっては◎
水と水 : 同じ五行はお互いに協調し合う。 まずまずの相性(□)
水と木 : 水が気を育てる。木にとっては○、水にとっては○
水と火 : 水が火の勢いを消す。火にとっては×、水にとっては△
水と土 : 土が水を汚す。土にとっては△、水にとっては×
水と金 : 金から美味しい水を生ずる。金にとっては○、水にとっては◎
◎ : 5点
○ : 3点
□ : 1点
△ : −1点
×: -3点
最後の九星気学で相性を見て数字に換算!
さて、では、最後に実際の相性を占ってみましょう!
【例題@】
Aさん: 1979年 1月 31日生まれ (※2月4日までは1978年生まれとみなします)
十二支・・・(1978+9)/12=165あまり7で午年
干支・・・(1978+7)/10=198あまり5で戊(つちのえ)
生年九星・・・11-(1+9+7+8)=11-(2+5)=4 四緑木星
Bさん: 1977年 9月 19日生まれ
十二支・・・(1977+9)/12=165あまり6で巳年
干支・・・(1977+7)/10=198あまり4で丁(ひのと)
生年九星・・・11-(1+9+7+7)=11-(2+4)=5 五黄土星
Aさん Bさん
十二支の相性 ○ ○
干支 ◎ ○
九星気学 △ ×
得点 3 -2
この結果から、この交際はAさんにとって有利な関係であることが見て取れます。
ごく簡単な占い実践ですが、これができるだけでも
恋愛に関するお悩み相談に応じることができますので、
さっそく身近な方を例にとって練習してみましょう!