古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

人を見抜く力がある!?

「土」と一言で言っても、いろんなタイプの土がありますよね。
その性質によって、植物の成長度合いも変わってきます。

 

例えば、養分や水分を蓄える力のない痩せた土地では、
何を植えても成長しません。
実際、我が家の庭に植えられた桜の木は、
結局一度も花を咲かせずに枯れてしまいました。

 

その点、黒い土というのは栄養分がたっぷり!
地理の授業で出てくる、ウクライナの「黒土地帯」が良い例ですよね。
肥沃な黒色の土壌で、農業に適している土地なんだそうです。

 

そのような黒い土の性質を備えているのが、二黒土星。
植物を育む黒土のように、人を育成する才能があります。

 

そのベースになっているのは、人の本質を見抜く直感力。
実際、筆者の夫も二黒土星ですが、
彼の人を見る目は驚くべきものがあります。
一度や二度会っただけでほとんど話したことのない筆者の友人でも、
どんなことに悩んでいるのかを的確に言い当ててしまうのです。

 

「適材適所」という言葉がありますが、
人を育てる上では相手のことをよく理解していることが大切。
二黒土星の人にはその才能があるということです。

どっしり構えて人生を充実させよう

栄養をたっぷり蓄えた黒土のように、二黒土星の人もまた、
コツコツと努力を積み重ねることで力を蓄え、
自分自身をも成長させていくことができる努力家タイプです。l

 

ちょっと優柔不断な一面もあるため、時には強引な意見に押されて
妥協してしまうこともありますが・・・、
実はそれは作戦の一つ!
なんだかんだで最後には自分の主張を貫き
あれよあれよという間に立場を逆転させることができる力を持っています。

 

恋愛関係でも、相手を自分のペースに引きこもうとする傾向があるようですね。
また、小さなことにこだわり過ぎて相手の欠点を許せず、
余計なことまで口を出して嫌われてしまうこともありそうです。
基本的に、二黒土星の人は周りとの協調性が高いタイプなのですが、
恋愛に関してはどうもうまくいかないことが多くなりそうです。

 

好き同士でも、あくまでも相手は他人。
親しき仲にも礼儀ありという言葉があるように、
相手の気持ちや主義を尊重することが関係を長く続けていけるポイントです。

 

職業としては、言うまでもなく人を指導・育成する仕事がピッタリ!
例えば教師や医師などに適性があります。
コツコツとした研究や収集に没頭するタイプでもあるので、
研究者としても成功できるでしょう。

 

若い頃は控えめでコツコツと実力を蓄え、
30代頃には補佐役として能力を発揮。
40代以降に盛運を迎えて頭角を現し、安定した人生を送る・・・
というパターンが多いようですね。

消化器系のトラブルにご注意を

九星気学の九星の中でも、特に働き者な二黒土星。
仕事大好き人間でついつい休息を怠りがちになるので、
気づいたら「何日も徹夜していた!」なんてことも・・・。

 

睡眠不足で健康を損なうことが多いようなので、
その点は自覚してなるべく身体を休めるように心がけましょう。

 

また、甘辛両党なので、胃や腸など消化器系に負担をかけることが多いようですね。
食事の偏りも、元を正せば睡眠不足や
体の疲れに端を発している可能性があります。

 

甘いもの、辛いものばかり食べている・・・という
極端な食生活をしている自覚がある方は、
「もしかしたら自分は無理をしているのではないか?」
と自分の身体に自問自答してみましょう。

 

年に一度の健康診断は怠らないように!!