古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

じっとしていられない!好奇心旺盛でエネルギッシュ!

大地の恵みを吸収し、空に向かって、ぐんぐん伸びていく若木。
そんな、すがすがしいパワーにあふれているのが、三碧木星の子供です。
まさに、「成長期」という言葉がぴったりの、躍動感あふれる星です。

 

伸びていくのは身体ばかりではありません。
三碧木星の子供は、非常に好奇心が旺盛。
子供というのは、どんな星でも好奇心にあふれているものですが、
三碧木星の場合はその要素が強く出ます。

 

様々な物事に興味を持ち、また、頭の回転も非常に速いので、
一つの場所にじっとしていることはないでしょう。
オモチャ売場に行くと、ダーッと走り回って
次々にオモチャを物色していくタイプですね。
明るく、エネルギッシュなので、ある意味では
「最も子供らしい子供」と言えるのかもしれません。

 

傍から見れば「元気いっぱいなヤンチャ坊主」で、非常に微笑ましいのですが、
親の立場となると大変なことも多いでしょう。

 

とにかく動きが多いので、
「どこへ行っても目が離せなくて疲れる」
というお嘆きも聞こえてきそうです。

束縛されたくないけど、寂しがり屋

三碧木星の子供を相手にするのは、ハッキリ言って疲れます。
好奇心の赴くままに行動するため、
その動きについていくのは気力も体力も消耗することでしょう。

 

しかし、だからといって三碧木星の子供の行動を束縛してはいけません。
彼らは、縛られることを何よりも嫌います。
いつでも、上へ上へと思い切り翼を羽ばたかせていたいのです。

 

ただ、

 

「束縛はされたくないけれど、放っておかれるのも寂しい」

 

という、ちょっと天邪鬼な一面を持っているのも特徴的。
親にあれこれと口を出されるのは嫌だけど、
ずっと傍に居て欲しい。自分をずっと見ていて欲しい。
そんな、かわいらしくもわがままな願望を秘めています。

 

捕まえようとすると逃げていく。
でも、放っておくと寄ってくる。
三碧木星の子供との日々は、その駆け引きの連続です。

 

その追いかけっこをゲーム感覚で楽しめるような心の余裕を持つことが、
親子共々Happyな毎日を過ごすためのコツと言えるでしょう。

「干渉」ではなく「心配」しよう

三碧木星の子供と付き合っていく上での一つのヒントは、
「干渉」と「心配」の違いを心得ておくということです。

 

三碧木星の子供は、なによりも束縛を嫌います。
そして、親からあれこれと口を出されたり、
先回りして世話を焼かれることを好みません。

 

しかし、放っておかれるのは寂しい。
常に、自分を気にかけて欲しい。

 

つまり、

 

「干渉されるのは嫌だけど、心配してもらいたい」

 

ということなんですね。

 

子育てをしていると、ついつい「心配であるが故に干渉してしまう」
という罠に陥りがちですが、三碧木星の子供の場合は特に
「心配」の段階でグッと堪えられるようにしたほうが良いですね。

 

三碧木星は飽きっぽいところもあるので、傍で見ていると、
ああだこうだと小言を言ったり、行動を制限したくなるもの。
ですが、それは子供の心を遠ざけてしまいますし、
ますます助言を聞いてもらえなくなってしまう可能性があります。

 

親子の絆、信頼関係を強めていくためには、
適度な距離感で見守ることが大切なのです。

 

なにかと世話を焼いてしまいがちな方は、要注意ですね!