古来より伝わる九星気学の基礎と占い方

四緑木星へのアプローチは“オトナ”な常識をわきまえて!

上司からも部下からも、同僚からも好かれる。
不思議と、その人の周りには人が集まってくる。
・・・みなさんの周りも、そのようなタイプの方がきっといるはず。

 

その様子は、どっしりと地に根をおろす大木に例えられます。
例えば真夏の暑い日、涼を求めて木陰に避難したことはありませんか?
雨の日は雨宿り、桜の季節にはお花見、秋は紅葉。
大きな木の周りはいつでも人が集まります。

 

その性質を受け継いでいる四緑木星は、
まさに人間関係における「憩いの場」!
初対面の人であろうと、気軽に打ち解けられる社交性を持っています。

 

ただ、この性質は恋愛面では欠点ともなり得ます。
周りとの協調性を重んじるがゆえに、
「特別な一人」に向ける愛がわかりにくい・・・!

 

「恋愛にのめり込む」という状態になりにくいタイプなので、
相手によっては不安や物足りなさを感じてしまうこともあるでしょう。

 

とはいえ、基本的に誠実で真面目な方が多いので、
恋愛においても中途半端なことはしません。
相手に対しても、誠実であることや礼儀を求めるタイプなので、
常識をわきまえたアプローチがポイントになります。

 

感情的にわめき散らすタイプに対して苦手意識が強いので、
くれぐれもヒステリックになるようなことがないように!

 

我を忘れて恋にのめり込むような相手に対しては
逆に気持ちが冷めてしまうタイプなのでご注意ください。

本命星別 四緑木星の攻略法

自分自身が誰とでも仲良くやれるタイプだけに、
恋愛相手にも同じバランス感覚を求める四緑木星。

 

どんなアプローチをすれば、相手の基準をクリアできるのか!?
本命星別に、アプローチのポイントをまとめてみました。
(ご自身の本命星をご覧ください。)

 

一白水星

常識や礼儀を重んじる四緑木星ですから、
常に周りに配慮できる一白水星に対しては好感を持つはず。
どちらも社交的な性格なので、すぐに打ち解けられるでしょう。
ただ、恋愛となると、四緑木星のほうがドライなタイプ。
一白水星の情の深さが「重い」と感じるかもしれません。
一途さをアピールするアプローチは避けたほうが良いでしょう。

 

二黒土星

社交的で誰とでもうまくやれる四緑木星ですから、
基本的にはあまり人と衝突することはありませんが、
やはり居心地の悪さを感じる相手は存在します。
その典型的な例が、「土」の気を持った人物。
穏やかで母性(父性)あふれる二黒土星の愛が、
「重い」「窮屈」「余計なおせっかい」と感じてしまうことがあるようです。
たとえ恋愛でも距離が近すぎる関係は苦手なタイプなので、
積極的なアプローチは苦手。
落ち着いたオトナの魅力をアピールしましょう。

 

三碧木星

「木」の性質を持つ者同士、理解し合える部分が多いでしょう。
どちらもさっぱりした風通しの良い性格なので、
恋愛でもわりとドライなお付き合いになります。
アプローチの鍵は、「礼儀」と「常識」。
ついつい自分の感情に任せて破天荒な行動に出やすい三碧木星ですが、
それでは常識人の四緑木星にドン引きされてしまいますよ・・・。

 

四緑木星

価値観やセンスが似ている二人。
人間関係での距離の取り方も似ているでしょうから、
付き合っていて「楽だな〜」と感じることが多いはず。
とはいえ、どちらも恋愛に関しては淡白なほうなので、
気づいたら自然消滅していた・・・なんてことも!
「自分だったらどんな風にアプローチされたいか?」
という視点で考えてみると、相手の攻略法が見えてくるでしょう。

 

五黄土星

恋愛に関してはわりとドライな四緑木星と、
極めてウェットな性格の五黄土星。
社交的で同性・異性問わず交際範囲の広い四緑木星に対して、
五黄土星が嫉妬するというパターンが多いです。
その愛情の重さに、かえって相手の気持ちが冷めてしまうことも・・・。
アプローチのポイントは、「押し過ぎないこと」。
積極的に言い寄られるのが苦手なタイプなので、
愛情の押し売りは止めましょう。

 

六白金星

どちらも、相手に本心を見せるのが苦手なタイプ。
ゆえに、恋愛においても誤解が多くなりそうな組み合わせです。
負けず嫌いな性格の六白金星は、
なかなか本音を言わない四緑木星に対して
なんだか負けたような気持ちになってイライラするかもしれません。
しかし、感情的になることでかえって相手の気持ちが離れてしまいます。
アプローチ&長続きのポイントは、「自分が素直になること」と言えそうですね。

 

七赤金星

お互いに社交的な性格なので、打ちとけるまでには時間がかかりません。
しかし、物事を完成に近づけたい気質の四緑木星と、
物事を変えていきたいタイプの七赤金星とでは、
あらゆる場面で意見が食い違うことが多くなりそう。
我を通そうとするとどんどん心の距離が開いてしまいますので、
自分がヒートアップしそうになったら、まずはクールダウン。
相手の意見に耳を傾ける心の余裕を身に着けましょう。

 

八白土星

誰とでもうまくやれる、ある意味「八方美人」な四緑木星と、
感情表現が下手で人づきあいが苦手な八白土星。
恋愛では、四緑木星の社交性にあこがれる気持ちがある一方で、
激しく嫉妬してしまう面もあり、複雑な思いを抱えることになりそうです。
四緑木星は常識的でライトな人間関係を好むタイプですから
恋愛のアプローチはもっと肩の力を抜いて!!

 

九紫火星

社交的な者同士、会話が弾む組み合わせ。
さりげなく自分を引き立ててくれる四緑木星に、
九紫火星はメロメロです。
ただ、意外にも四緑木星は恋に関しては慎重な側面があります。
気になっていても自分からはアプローチできないタイプなので、
関係を進展させたいのであれば九紫火星のほうから行動を起こしましょう。
四緑木星は基本的に強引な人は苦手なのですが、
九紫火星の行動力に関しては好意的に受け取れるようです。
もともと非常に相性が良い組み合わせですからね!